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住宅ローンのお借り換えには登記手続きが伴います

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各金融機関において、住宅ローンの金利の引き下げが相次ぎ、ご自身で各社のサービスをお調べになられてお借り換えをご検討されている方も多数いらっしゃると思います。
 お借り換えにおいては、まず、新しくお借り入れをされる金融機関から融資が実行され、その融資金で、現在お借り入れされている金融機関の住宅ローンを完済して頂く、という流れになります。これに伴い、司法書士(大抵は融資実行金融機関の指定の司法書士)が、①現在お借り入れされている金融機関がお客様のお住まい(家屋及び底地)に設定している抵当権等の抹消の登記手続きをし、②新しくお借り入れされる金融機関名義の抵当権の設定登記手続きをする、という流れになります。

 なお、新しくお借り入れされる金融機関にお借り入れの申し込みをされて、融資の実行日等が決まりましたら、遅滞なく、現在お借り入れされている金融機関に完済予定のご連絡をされないと、お借り換えご希望日までに完済手続き(1週間~数週間程度かかります)が間に合わず、お借り換え日が延期となってしまう可能性がございます。どのような手続きが必要か、どのくらい完済の書類の準備に時間がかかるか、お借り換え日当日はご完済する銀行に行く必要があるのか等、予め金融機関や司法書士に確認しておくとスムーズにお手続きを進めて頂けると思います。
 また、金融機関の事務手数料等に加え、お借り換えに伴う登記手続きにも、登録免許税や司法書士費用等の一定費用をご負担頂くことになります。こちらについても、事前に担当司法書士に確認しておくと、ご安心してお手続きを進めて頂けると思います。

 L&P司法書士法人では、お客様にわかりやすく手続きの流れを説明させて頂いております。どうぞお気軽にお問い合わせ下さいませ。

(堂馬理恵子/大阪事務所)
L&P司法書士法人