《L&P司法書士法人での勤務履歴》
私は、大阪市内の司法書士法人にて補助者として勤務した後、2014年に司法書士試験に合格してL&P司法書士法人 大阪事務所にて採用され、1年程大阪事務所で勤務した後、社内の転勤制度を利用して東京事務所に転勤し、4年弱勤務しました。
その後、2019年に東京都内で独立開業し、現在に至ります。
《在籍中の経験業務》
在籍中は、主に不動産登記関連業務を担当していましたので、一般的な業務である不動産仲介業者・建売業者・設計事務所のクライアントからの売買等による不動産取引案件のほか、やや特殊な業務としては、権利関係が複雑な相続の案件、大手デベロッパーからの依頼による超富裕層向け不動産の販売に関する登記手続き、建設機械の登記など、様々な経験をしました。
時には、地方のプロジェクト用地買収のため、利害関係人との調整業務のため、現地にクライアントと同行し、所有者の違う多数の土地について代金決済までフォローする業務などもありました。
このプロジェクトは、当初3日の予定でクライアントに同行しましたが、結果的に2週間現地に滞在し、無事に代金の決済まで完了させることが出来ました。
自身の経験の中でも、特に大変な業務でしたが、遠隔で事務所にいるスタッフと協力して書類作成などを進め、決済まで無事に終わったときの達成感は、貴重な財産となっています。
《多彩な人材が在籍、安心して業務に取り組める環境》
L&P司法書士法人は、東京・大阪・神戸に複数名の司法書士が在籍しているという規模の大きさだけでなく、各拠点に多彩な人材がおり、様々な案件の相談がありますので、いろいろな業務を担当することが出来ます。
自分が初めて経験する業務(相談)で、進め方すらわからない状態であっても、自分が在籍する拠点以外のメンバーを含め、法人内の誰かに相談すれば的確な答えが返ってくるという環境は、安心して勤務することが出来た要因の一つでした。
《責任者としての業務経験》
ある程度勤続期間長くなり自分のスキルが上がれば、依頼者であるクライアントを自分が責任者として担当し、一定程度は自分の裁量によって判断するケースもあり、やりがいのある立場で業務に携わるステージもありました。
これらは、在籍期間中、自分自身が成長できた貴重な場面でした。
また、大阪・東京の各拠点勤務を通じて、全く違う市場環境で業務を体験できたことも、現在の自分には非常に大きな経験になっています。
《独立開業のため退職》
司法書士業界に入って16年程になり、司法書士を目指した当初から思っていた独立開業と、更にきめ細かなリーガルサービスの提供を目的として、L&P司法書士法人を退職するに至りました。
L&P司法書士法人は、司法書士業界未経験でこれから司法書士業界で仕事をしたい方、キャリアがあって更にステップアップしたい方等、自分自身に向上心があればいろいろな経験が出来る司法書士法人だと思います。
青葉リーガルオフィス 司法書士 田村悦史