司法書士になるには就職が先、資格が先?2019/04/26
司法書士は就職が先、資格が先?
この記事では、司法書士の先に就職するべきなのか資格は先に取るべきなのか、について解説します。
司法書士試験は、とても難しく難易度の高い試験として有名です。合格率も低く、予備校に通う方もたくさんいらっしゃると思います。だからこそ、司法書士の資格を取る前に就職する人もいれば、先に資格取得を目指す人もいます。どちらを選んでも一長一短ですが、この記事ではどっちを選択する方が、メリットが大きいかを紹介します。
司法書士を目指している方や就職と資格取得の優先順位で迷っている方は、ぜひご覧ください
司法書士の資格取得後の就職するメリットとデメリット
司法書士の難易度の高く合格率の低い試験を合格して資格を取ってから就職する最大のメリットは、法律に関する知識があるので、就職後スムーズに業務に入れることでしょう。また、資格があるので、就職もしやすいです。
一方でデメリットもあります。司法書士の資格を取得するまで就職しないので、合格までの金銭的な負担が大きいです。合格できなければ、いつまでも定職に就かないことになります。また、社会人としての感覚のブランクが生まれてしまうといったことも考えられます。
働きながら司法書士の資格を取るメリットとデメリット
先に就職をして、仕事をしながら司法書士の資格を取るという選択肢もあります。司法書士の資格を働きながらとるメリットはいくつかあります。司法書士事務所で仕事をしていれば、パラリーガルでも覚えられることはたくさんあります。これは司法書士試験を受ける上で、大きなメリットになるでしょう。また、仕事をすれば生活費を稼げるので、自立した生活ができます。
先に就職して仕事をするデメリットは、司法書士試験に集中できないことです。司法書士事務所での仕事が忙しければ、試験に集中できないこともあるでしょう。本来の目的を果たせなければ、いつまでもパラリーガルのままです。
司法書士事務所で勤務をしながら、勉強するが一番!
双方のメリットとデメリットを紹介してきましたが、どちらを選ぶべきなのでしょうか?司法書士事務所で勤務しながら試験の勉強をした方が、資格試験の内容とリンクすることを覚えられるため、メリットは大きいでしょう。たしかにデメリットもありますが、お金を稼ぎながら、経験を積めて、試験勉強にもなるので、先に勤務する方がおすすめです。
司法書士の資格は先に取るべきなのか、先に就職するべきなのか、メリットとデメリットを紹介してきました。自分の状況を整理して、資格と就職の優先順位をハッキリさせて、いい決断をしてください。